ご挨拶

2026年1月8日

2026年を迎え、日頃より弊社ホームページをご覧いただいている皆さま、ならびにお取引・ご相談をいただいている皆さまに、心より御礼申し上げます。
私たちは本年を、単なる年の節目ではなく、「調査業としての原点に立ち返り、姿勢を改めて確認する一年」と位置づけております。

近年、社会環境は大きく変化を続けています。
情報通信技術の進展により、個人情報や企業情報は容易に取得・拡散される一方で、スパイ行為や情報窃取、内部不正、さらにはストーカー行為など、目に見えにくいリスクが確実に増加しています。
これらは当事者だけでなく、企業活動や地域社会全体に深刻な影響を及ぼす問題です。

こうした状況を背景に、ストーカー規制法をはじめとする関連法令の改正や運用の厳格化が進められてきました。
調査業に携わる私たちは、これらの法改正を単なる「制限」や「リスク」と捉えるのではなく、社会から求められる役割と責任が明確になったものと受け止めています。
調査が許される範囲、許されない行為、その線引きを正確に理解し、遵守することは、調査業としての信頼の根幹であると考えています。

弊社は創業以来、「事実を冷静に、正確に確認すること」を調査業の基本姿勢としてまいりました。
調査とは、刺激的な情報を集める行為ではありません。必要なのは、先入観を排し、法令を踏まえ、依頼者の立場と社会的影響の双方を考慮したうえで、事実を積み重ねることです。
スパイ行為の兆候を見極める視点、ストーカー被害の深刻化を未然に防ぐ判断、企業不正や情報漏洩の背景を読み解く分析力――これらは一朝一夕に身につくものではなく、日々の経験と検証の積み重ねによって培われるものです。

2026年の私たちは、これまで以上に「適法性」と「調査品質」の両立を重視してまいります。
結果だけでなく、その調査過程が法令に適合していること、第三者の権利を不当に侵害しないこと、そして後に説明責任を果たせること。
これらを常に意識しながら、調査業として社会に必要とされる存在であり続けることを目指します。

また、調査業界全体に対する社会の目は年々厳しさを増しています。
だからこそ、私たちは自らを律し、誠実な業務運営を通じて、調査業の健全性と信頼性の向上に貢献したいと考えています。
目立つことよりも、正しいことを。効率よりも、確実性を。
その積み重ねが、依頼者の安心につながり、ひいては社会全体の安定に寄与すると信じています。

2026年も、私たちは調査業としての初心を忘れることなく、事実と向き合い、誠実な調査を積み重ねてまいります。
小さな違和感を見逃さず、大きな問題を未然に防ぐ――その役割を静かに果たす存在であり続けることが、私たちの使命です。

本年も変わらぬご理解とご信頼を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

株式会社東野調査事務所